物件情報
今回の案件は、2017年に行った投資用マンション及び共同担保に入っていたご自宅の売却した事例をまとめました。
アベノミクスで色々な投資ブームが来ましたが、その後、スルガやかぼちゃだけでなく、コロナウイルスの影響もあり、投資がうまく行かなくなってしまい、相談されるケースです。ちょっとした、ボタンの掛け違いで全てを失わない様、注意して、投資を行ってください。
事例概要
単に利回りを追求し、長期で保有するも良いですが、私たちは契約条件の改定や節税の特例、再開発など収支改善のネタがある物件をお客様のラインプランに併せ、オーダーメイドで物件を紹介してきました。
今回の案件は、2017年に行った、投資用マンションの任意売却と共同担保に入っていたご自宅の売却案件です。2013年から始まったアベノミクスで不動産投資が最もブームになった際、将来の年金不安から投資用区分マンションを購入し、収入が無く、ローン破綻してしまいました。
念のため、投資用マンションの返済が出来ず、共同担保に入れていた自宅まで売却することになった事例はこちらのページにまとめておきました。
1.投資用マンションの家賃で自宅のローンを返済できないか?
この相談者様は田園都市線沿線に自宅用のマンションにお住いの方でした。2014年に自宅近くの投資用の賃貸マンションを購入していました。しかし、将来の年金や家計の足しにと買った賃貸マンションの家賃の滞納が始まり、現地に行き、調べてみると契約書と違う若い外国人が数名で住んでいることが判明しました。
2.外国人入居者による家賃滞納、共同担保に入っていた自宅のローン返済も出来なくなり
60歳を超の相談者様だけでは不法滞在者対応はどうしようもなく、住宅ローンの支払いも滞納が続き、計画がガタガタ・・・。そんな中、所有者様の弟さんより、たまたま担当者に連絡があり、面談を行い、債権者他すべての窓口を任されました。
面談後すぐに投資用マンションにメンバー二人で向かい、滞納が続いていた外国人に直接退去交渉を行いました。話が通じたのか、運よく、すぐに退去してくれました。空になったマンションの間取りは2DKで空室のまま売却すれば、住宅ローンを使う実需の購入者に高く売れそうな感じがしました。その為、急いで簡易なリフォームとクリーニングを行い、レインズ等で売却活動を始めました。
一方、収入が苦しく、半年以上家賃の滞納が続いていたため、借り入れが増えており、すぐに返済が出来る状態ではありませんでした。特に、ローンの滞納期間が8カ月あり、サービサーへ債権の移管が既に行われた後でした。
また、残債が大きく、このまま投資用マンションを売却しただけではローンが残ってしまい、どうしようもないため、共同担保に入っていたご自宅も残念ながら、売却することになってしまいました。これまで、20年以上住宅ローンの返済を続けていた相談者様はかなりショックを受けていました。それでも、収益マンションの返済をするため、任意売却の申し立てを債権者宛に行い、ご自宅の売却と共に諸々の手続きを開始しました。
3.残ったローンは計画的に無理のない範囲内で
共同担保に入っていたため、結果的にご自宅も売却することになってしまいました。それでも、売却後残ったローンの返済に関して、所有者の方と話、生活状況表を正直に書いていただきました。
決済の後、その場を跡にする相談者様から、追加費用の支払いがなく、本当に助かりましたと言われました。
また、後日、ご連絡を頂き、「売却後の住宅ローンの返済交渉なども最後までしっかりとやってくれ、本当に助かった。もっと早く、お願いしておけば、自宅までは売らないで良かったかもしれない。でも、あの時は自分が無知だったので仕方ない・・・。」とおっしゃられていました。
自宅を共同担保にまで入れ、投資を行い、外国人入居者の不正でマンションだけでなく、自宅も売却せざるを得なくなった事例はこちらです。
4.最後に、自分にあった物件をキチンと紹介してほしい方へ。
私たち、リビングインはこれまでの地方RC一棟を長期保有すればいい的、誰でもなんとかなったアベノミクスが終わり、次の五年、十年は『投資するストーリーが大切になる』と信じ、活動しています。
その為、オンラインを含めた面談を行い、あなたの状況や希望にあった不動産を一つ一つ丁寧に紹介するオーダーメイドなスタイルを取っています。特に、ここ4年間、不動産をただ紹介し、管理するだけでなく、投資ストーリーを作り、積極的に共同で投資も行っています。
一年で数億の資産を作る!等ブームに乗ったやり方ではなく、東京の再開発や新駅・延伸、道路拡張の好影響を利用し、5年、10年と時間が掛かりますが、再現性の高い投資手法をいち早く取り入れ、私たちに関わった方には、着実な成長と確実性の高い不動産投資をやって頂きたいと思っています。面談等のご連絡はこちらのページより、ご連絡下さい。
相談された方
母親が亡くなり、長らく放置され、空き家となっていた実家を親族の自宅に建て替え
(60代女性 自営業)
*頂いたコメントを参考に、今後の活動を改善していきます。
関連内容はこちら
住まいのトラブル無料相談はこちら
住まいのトラブル無料相談では頂いた内容を社内で共有し、48時間以内に対応や判例を回答しています。なお、必要な場合には民事に強い弁護士や建築士などの専門家と相談し、ご紹介いたします。費用が発生する場合には、必ずご連絡いたします。
*2012年の創業以来、緊急時以外、不要な売り込み等で電話連絡する事はありません
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!